西成にも関帝廟があるって知ってた?場所・アクセス・開館日を紹介!

関帝廟といえば、横浜中華街や神戸の南京町の観光スポットとして有名ですが、大阪の西成区にも関帝廟があります。

この記事では、西成の関帝廟について紹介しています。三国志や関羽が好きな人、西成の関帝廟に行ってみたい人にとってためになる情報を載せています。

では、いってみましょう。

 

関帝廟とは関羽を祀る場所

関帝廟は、中国の歴史的英雄である関羽(関帝)を祀る寺院や祠堂のことです。

関羽は中国後漢時代の武将であり、「三国志」に登場する蜀の五虎大将の一人としても知られています。彼は忠義と勇猛さの象徴として尊敬され、後世において神格化されました。

関帝は「武聖」とも呼ばれ、商売の神様としても信仰されているため、商人や警察官、さらにはマフィアなど様々な人々に広く崇拝されています。

特に、中華圏においては、関帝廟が多く見られ、商業地区や古い街の中心に位置していることが多いです。

関帝廟では、関羽の誠実さ、義理堅さ、忠誠心を讃え、これらの徳を範として、信者や参拝者に対しても忠義の精神を広めるよう励ましています。

廟内では、関羽の像の前で線香を焚き、祈りを捧げることが一般的です。また、特定の日には関羽の誕生日を祝うなど、様々な儀式や祭事が行われます。

関帝廟は単に宗教的な場所だけでなく、文化的、社会的な集会の場としての役割も担っています。中国のみならず、世界中の華人コミュニティにおいても、重要な文化的象徴の一つとされています。

 

西成の関帝廟の基本情報

西成にある関帝廟は、2023年12月2日に開所しました。

地域の中国系ビジネスオーナーたちによって組織された親睦団体「大阪華商会」が物流倉庫であった土地を購入し、建築費を含む総額約6,000万円で建設しました。

関帝廟は、動物園前一、二番街と呼ばれる飛田本通商店街の近く、西成区の太子2丁目にあります。

中国の旧暦で毎月1日と15日に開放しています。他の日も申し込みをすれば参拝が可能です。

【アクセス】
阪堺電気軌道 阪堺線 今池駅から徒歩3分
大阪地下鉄 堺筋線・御堂筋線 動物園前駅から徒歩10分